モチベーションに流されない!感情を整理して前向きになろう!
こんにちは。株式会社Spaceです。
最近は春先に向けて衣替え、入学、就職といった新しい環境に移り変わるシーズンになりましたが、それに伴ってストレスを感じてしまうことはありませんか。
私も、慣れない環境に移るときにはちょっとしたことで感情が不安定になることがよくあります。
不安定な感情に流されると、行動が遅くなってしまったり、行動してもその時の気分によって結果が大きく左右されてしまいますよね。
そのため、なにか良い方法がないか調べていたところ、『反応しない練習』(著者草薙龍瞬、出版社株式会社KADOKAWA、2015年7月27日刊行)という本を見つけました。
仏教の教えを元に、感情に流される原因やそれを探るための方法が記載された本です。
今回は、感情に左右されて思い通りの結果が出せない方へ向けて、自分の状態を把握し、効果的な行動をとるために大切なポイントをお話します。
感情の根源を探る!
まずは、感情が沸き起こる原因を探ってみましょう。
原因を探り把握することで解決方法も見つけやすくなり、感情が不安定になる期間も短くなります。
本書いわく、「苦しみが何ゆえに起こるのかを、理解するがよい。苦しみをもたらしているものは、快(喜び)を求めてやまない”求める心”なのだ。」とあり、感情が沸き起こる原因は快楽への欲求によるものだとされています。
その欲求が満たされるか否かで感情が揺れ動いてしまうのだそうです。
文中の「苦しみ」、つまりマイナスの感情の原因となる満たされない欲求を把握することで、対策を立てて感情が沸き起こることを未然に防ぐ、ないしは最低限に抑えることができるでしょう。
感情の理解に努める
原因を把握したら、対策を立てるために自分の感情を客観的に理解することが効果的です。
本によると、自身の感情を客観的に見るために、感情をラベリングをする方法があります。
今の自分の状態を「今、私は怒っている」「私は気力が落ちている」といった簡潔に言葉で表して、心の中でモヤモヤしている状態を事実として認識するというものです。
慣れないうちは「私は掃除をしている」といった自分の動作にもラベリングをしてみると習慣化し自然に行えるようになります。
感情を言語化することで自分の状態を把握し、今何するべきかを考えやすくなります。
最後に
今回は、自分の状態を把握し、効果的な行動をとるために大切なポイント2つ紹介しました。
私は天候や周囲の環境など、自分の力ではどうにもならないことを理由に感情が揺れ動くことがありました。
しかし、そこで感情をそのままにせず、感情の原因を探り、感情を言語化することで改善のための対策を練り、自力で前向きな考え方に変えることができるようになりました。
みなさんにとってこの記事が、一時の感情に流されず、今自分がするべき行動をするための参考になれば幸いです。
それではまた。
株式会社Space