ドラえもん、緑色に!?ユニクロのサステナビリティアンバサダー就任!
こんにちは。株式会社Spaceです。
先日、ファッションブランドの第一人者である『ユニクロ』がサステナビリティ活動を強化するに伴い、新しいロゴとアンバサダーの就任を発表しました。
そこでは“グローバルサステナビリティアンバサダー”として、見慣れた青色から緑色に様変わりしたドラえもんが登場しました。
抜擢された理由としては「複雑に捉えられがちなサステナビリティという言葉や活動を、どの世代にもわかりやすく伝えられるドラえもんの利点を生かして発信したい」との想いがあるそうです。
発表の場でユニクロ柳井社長が「環境意識を持たない企業、ブランドは選んでいただけない時代になっている」と語ったように、今日ではどのような企業においてもサステナビリティが重要視されています。
今回は、今後ますます注目されていくであろうサステナビリティについて「最近よく聴くけどそもそも何のこと?」「なぜ大事にされているの?」というポイントをご紹介いたします。
サステナビリティとは?
「サステナビリティ(Sustainablility)」とは、物事の「持続可能性」を意味しています。
持続可能とはすなわち将来にわたって機能を失わずに続けていくことができるということを指します。
例えば環境面で考えると、限りある資源の濫用や海洋・森林の汚染や生態系の破壊などによって従来の環境が失われてしまう活動はサステナビリティに反しています。
国連の提唱する「SDGs(持続可能な開発目標)」にも根底にはサステナビリティの考え方があります。
なぜ持続可能なことが重要視されるのか?
先ほど例に挙げた環境面以外でも、近年ではビジネスシーンでもサステナビリティが考慮されるようになっています。
パフォーマンスを下げずに利益を出し続けられるか、従業員が長く勤めつ続けられるような環境であるか、など企業におけるCSR(社会的責任)を問われるものもあるようです。
人々のあらゆる活動において「サステナビリティ」は意識されるべき考え方なのですが、重要なのは完全に持続可能なものは根本的にないということです。
配慮することや被害・影響を最小限に留めることはできても、損失は「0」にはなりません。
だからこそ、我々が今後もこの世界に生きていくうえでは企業に限らず消費者としてもサステナブルについての理解を深め、一人一人が考え貢献していくことが重要なのです。
さいごに
ユニクロは今後のサステナビリティ戦略について、重点領域として「環境・社会・人」を挙げ、各領域ごとに具体的な施策を打ち出しています。
過去20年もの間サステナビリティー活動に取り組んできたユニクロにおいても
「無駄なものを作らず、必要なものだけ、必要な量だけを販売するというビジネスモデルに変わっていかなければならない。」
と、よりその活動を強化していく必要性を柳井社長は語られています。
私たちもユニクロと同様に企業として、地球に生きる生命としての未来を見据えてサステナビリティを念頭に置いた活動を行っていきます。
それではまた。
株式会社Space